自然の香りに触れる

紫蘇やラベンダーなど、香りのする葉があることを知り、興味を抱いている2歳児オリーブ組の子どもたちです。

散歩の道中は、ミントの葉が植えられている場所の前で必ず立ち止まり、手で擦ってはお友だち同士で嗅がせ合いっこをする姿や、‟この葉ももしかして香りがするかも”と予想して、いろいろな葉に鼻を近づけ確認する姿が見られます。

園庭では、たくさんの蕾を付けた金木犀から、風に乗ってとても良い香りが漂い始め、一気に‟秋の訪れ”が感じられるようになりました。子どもたちは早速手に取って思い切り香りを吸い込み「みかんの匂いがするよ」などと喜びながら容器に集めています。

すり鉢、すりこぎを使ってすり潰した金木犀を水と混ぜ、オレンジ色の綺麗な色水を作ることにも意欲的です。ペットボトルに注ぐときは、幼児のお姉さんが手を貸してくれました。

季節の移り変わりを五感で感じ、気づいたことや発見したことを言葉で伝え合いながら、自然に親しんでいきたいと思います。


そしてもうすぐ‟ひだまりんぴっく”が開催されます。オリーブ組は、かけっこ、親子遊戯、親子競技に参加します。
「よーいドンしようよ」と自らスタートラインに立ち、名前を呼ばれると返事をして保育士が待つゴールまで一生懸命に走り抜ける姿に成長を感じます。

虫好きの子どもたちにぴったりな‟ストレッ虫”の遊戯は、自分で好きな色を選んで割いたスズランの触角を付けて踊ります。曲の節々に出て来る‟投げキッス”の振りがとても可愛くて見所です。

本番、いつもと異なる環境の中でも、ひだまりんぴっくの雰囲気を楽しみ、弾ける笑顔がたくさん見られるように、私たち保育士も精一杯盛り上げていきたいと思います。