第15回 ひだまりんぴっく

 10月1日(土)
 ピカピカの晴天の中、第15回ひだまりんぴっくを開催しました。
今年のテーマは「みんなで かがやけ ひだまりパワー~おとなも こどもも たのしんじゃおー~」です。

 コロナ禍のため、広い場所で行うのは3年ぶり。今年は2歳児から5歳児までが一緒に参加し、皆で力を合わせて楽しむことができました!

 入場門のアーチは5歳児クローバー組がアイデアを出し、皆で作り上げたものです。虹や雲、お日様と共に子どもたちが自分の顔を描いた似顔絵が飾られ、雰囲気を盛り上げてくれます。
 
 
プログラム1番は、幼児組による遊戯〈サチアレ〉です。
 
 
 3歳児アイビー組から4歳児チューリップ組、5歳児クローバー組へと踊りが引き継がれ、振りが少しずつ難しくなっていく様子がよく分かりました。


『2歳児オリーブ組』
 
 初めてひだまりんぴっくに参加。保護者の方と離れての大舞台で、緊張もマックスでしたが、かけっこで「ヨーイドン!」の合図があると、飛び切りの笑顔で駆け出す姿があり、胸キュンです。
 
 お部屋でダンゴムシやバッタを飼い、虫が大好きなオリーブ組のテーマは【虫】
 保護者の方と一緒に遊戯〈ストレッ虫〉を踊ったり、〈むしむしゴーゴー〉という親子競技を行なったりして、楽しい雰囲気をたくさん味わえたことと思います。
 

『3歳児アイビー組』
 
 遊戯〈ぬかどこたいそう〉
 今年キュウリ栽培をすると、たくさん収穫ができました。「ぬか漬けにしたい!」という子どもたちの発信からぬか床を作ったことをきっかけに、この曲が決定しました。ぬかどこマークのエプロンを着けて、元気良く踊っています。また親子競技では、キュウリをバトンに、ぬか床の桶に入って走るリレーを楽しみました。


『4歳児チューリップ組』
 
 遊戯〈パラバルーン〉では、みんなで選んだ”トライ エブリシング”の曲に合わせ、波や帽子の技に挑戦。青空にピンク色のポップコーンがはじけ飛び、歓声が上がっていました。
 親子競技は大好きな玉入れです。曲に合わせてお尻をフリフリと踊った後に、それ~っと玉入れが始まるという面白い流れになっていて、笑い声が聞こえていましたよ。       


『保護者競技 綱引き』
 
たくさんの保護者の方が参加して下さった綱引きは、力と力のぶつかり合いとなりました。お父さんお母さんたちの真剣な戦いに、子どもたちの応援にも力が入ります。


『グループ対抗 本気(マジ)リレー』
 
 
 本気です!
 異年齢3グループ対抗リレーは毎年白熱する競技で、バトンの渡し方やコーナーの回り方など、話し合いをして作戦を練ったり、園庭で繰り返し練習をしたりして、本番を迎えました。今年はひかりグループが勝利。目頭が熱くなる、マジなリレーでした。

『5歳児クローバー組』

 〈活きが良いね☆クロマスちゃん〉と題した親子競技では、夏に行ったキャンプでのマス掴みを再現。クロマスに扮した逃げの速い子どもたちを、お父さんお母さんが掴まえる、という競技で、目で追うのが大変なくらい、スピード感たっぷりでした。
 
そして、クライマックスはクローバー組による〈よっちれよさこい〉です。
太鼓の音が響き渡り、法被を纏った子どもたちが颯爽と入場すると、辺りがシーンとして緊張感が張り詰めます。音楽に合わせて全身が楽しそうに弾み、鳴子の音と子どもたちの掛け声とが相まって、会場中が感動の渦に巻き込まれました。



 ひだまりパワーがそこら中に溢れていた、感動と温かさを感じる素敵なひだまりんぴっくとなりました。~おとなもこどももたのしんじゃおー~というサブテーマ通り、皆が楽しめたのではないでしょうか。
 久しぶりの大きな会場で、子どもたちの緊張も計り知れないものがあったことと思います。本番で底力を発揮するのがひだまりっこ。誰もが清々しい表情で終了することができ、また一つ、大きな成長を遂げたことと思います。

 保護者の方々には、メダルとうちわの作成、並びに当日の入場人数の制限や消毒などにご協力いただき、ありがとうございました。手作りのメダルを胸に、誇らし気に会場を後にする子どもたちが、とても眩しく見えました。大きな行事を終えた経験は、これからの育ちの刺激となって、成長の後押しをしてくれることでしょう。
 お忙しい中での様々なご協力の元、ひだまりんぴっくを開催することができました。本当にありがとうございました。