ようこそ!!サイエンスショーへ

 かぜグループが科学遊びに興味を持ち、図鑑や本で調べた実験を楽しんでいることがきっかけで、サイエンスマジックショーを鑑賞するため園に専門家をお呼びしました。科学の楽しさを他のグループにも知ってもらおうと、もりグループひかりグループも一緒に参加し、ワクワクした様子で開演を待ちます。


 サイエンスマジシャンのSADAさんが登場してマジックショーが始まると、子どもたちは釘付けです。


 水が入ったビニール袋にペンを刺すマジックです。代表の子の頭上でペンが次々と刺されても水が漏れず、驚きと歓声があがります。ペンをビニールに勢いよく刺すと、摩擦で穴が塞がり水が漏れないというタネに、『やってみたーい!』と、自分たちでも実際に試してみたくなったようです。


 続いては、サーキュレータと風船を使ったサイエンスマジックです!サーキュレーターの上で風船を話すとどうなるのか?と、子どもたちも考えます。吹き上げる風の力と、風船が下に落ちようとする力が反発し合うことで、宙にゆらゆらと浮き、再び歓声があがります。


 次に登場したのは、もっと風の力が強いブロワーを使ったマジックです。風船よりも重いお椀が浮くのか・・・。息を飲んで見つめる中、お椀は宙を浮き、子どもたちは風の力の虜です。


 更に、風船を円に繋げてブロワーの風を当てるとどうなるか、というマジックが始まると『飛ばされちゃうんじゃない~?』と楽しそうに結果を予想し、息をのんで見守ります。


力強い風を受けて、風船の円がクルクルと回転します!!回転して浮くという現象に、『すごーい!!』と、益々魅了されていきました。


 最後は、空気砲のサイエンスマジックです!!穴の開いた箱に白い煙を入れ、両サイドから力強いく叩くと、丸い輪っかが次々と飛び出し、子どもたちの方へと飛んでいてきます。


 輪っかを掴もうと手を伸ばし『ドーナツみたい!!』と、自分たちに向かってくる煙の輪っかに、大喜びの子どもたちでした。

 科学の原理を使った様々なマジックを見ることで、更に興味が深まったようです。今日の会場で多く聞かれた、『なんで?』『面白い!!』という言葉を通して、子どもたちの好奇心や探求心を育んでいく大切な基礎がそこにあると感じました。今後も、子どもたちの興味や関心を深めていけるよう、保育士も一緒に楽しみながら、一人一人の“なんでだろう?”と不思議がる気持ちを、大きくしていきたいと思います。