お楽しみ会

 12月3日に、2歳児(オリーブ組)と幼児グループのお楽しみ会を行いました。今年度も、コロナウイルス感染症流行に伴い、各グループ入れ替え制で、感染対策に留意しながら実施しています。

・オリーブ組~オリーブぐみのじどうはんばいき~

お散歩先で見かけた自動販売機に興味を持った子どもたちに、“ぽんたのじどうはんばいき”という絵本を読み聞かせしたところ、お気に入りとなりました。絵本を題材に、日頃から楽しんでいる楽器遊びやリトミックなどを取り入れています。舞台に立つと、たくさんの保護者を前にして緊張していましたが、お家の人を見つけて駆け寄り、ほっこりする場面もありました。

じどうはんばいきに葉っぱを入れて願い事を叶えてもらうたびに、大喜びする笑顔が印象的でした。

・もりグループ ~22ひきのかえる はじめてのキャンプ~

 キャンプごっこの発展から行き先が決まった秋の遠足。実際にキャンプ場でBBQを体験した中で得た学びや思い出を、お家の人にぜひ知ってほしい!と、キャンプまでの過程を、“22ひきのかえる”の絵本を元に、劇にしました。

 劇には、子どもたちの“楽しかった!”“また行きたい!”というたくさんの思いが詰まっていす。実際の体験を活かし、大道具や小道具は本物みたいなに仕上げ、正に舞台はキャンプ場のようでした。

・ひかりグループ ~ひかりロードショー・8人の海賊とケーキの島~

 ペットボトルなどの廃材で船作りを行う中で、遠足は船の科学館へ見学に行くことになり楽しんでいたひかりグループ。そこで、海を題材にしたオリジナルストーリを子どもたちが作り、劇にしています。

 巨大な海賊船が登場すると、会場からは驚きと歓声が聞かれました!ごっこ遊びが大好きなひかりグループの子どもたちは、それぞれの役に成りきり、多くの保護者の前でも堂々と台詞を言う姿が見られました。

・かぜグループ ~サイエンスマジックショー~

 かぜグループは、光るスライムや空気砲、巨大なシャボン玉作りなどの科学遊びに興味を持ち、プロジェクトを進めてきました。そこで今回のお楽しみ会では、お家の人に科学の楽しさや面白さを知ってもらおうと、サイエンスマジックショーを開催しました。

 科学の視点で、自信を持って種明かしする姿は正に研究員そのもの!!マジックが成功する度に、保護者の方から温かい拍手をもらい、子どもたちもショーが大成功したことに大喜びでした。

・クローバー組 ~ソーラン節~

 クローバー組にとって、最後となるお楽しみ会では、ソーラン節を披露しています。アイビー組の頃から憧れていた踊りを、遂に自分たちが踊る番がやってきました。

 22名『お家の人に、かっこいい姿を見せたい”!』と、一丸となって踊りに磨きをかけてきました。本番当日も、力強く舞い、逞しく成長した姿を見せてくれました。

 陽だまりの丘保育園のお楽しみ会は、子どもたちの興味や関心を元に、それまでの過程を大切にしながら内容を考え、楽しんでいくものです。子どもと保育士が共に作り上げる中で、それぞれの思いを尊重しながら、一人ひとりが主役になれるようにしています。今回のお楽しみ会で、子どもたちの成長やこれまでの取り組みの過程を保護者の皆様と共有できたことを嬉しく思います。
 これからも、子どもたちの興味や関心、好きなことをたくさん探求できるような環境や活動を取り入れられるよう、日々の保育を大切にしていきたいと思います。

 保護者の皆様、当日は感染対策のご協力をありがとうございました。