大きくなったから…

 楽しい年末年始をお家で過ごし、元気いっぱいで登園しているストック組(1歳児クラス)の子どもたち。伝承遊びを楽しんでもらいたいと願い、いろいろなお正月遊びを用意しました。自分で作ったコマや凧で遊んだり、段ボール製の臼と杵でお餅つきごっこを楽しんだりしています。

福笑い:どんな顔になるかな?


凧揚げ:レジ袋の持ち手を結んだだけで、簡単に揚がる凧の出来上がりです。


お餅つき:「ぺったんぺったん」と威勢の良い掛け声です。


書き初め:筆と墨汁を使って書いてみました。気分は書道家?



 語彙が増え、言葉のやり取りが盛んになってきました。ままごと、お医者さんごっこ、お店屋さんごっこなどが大好きです。「お熱測ります」と玩具の体温計で保育士の熱を測ったり、聴診器を胸に当てて「お咳がありますね」と診断したりと、お医者さんに成り切っています。


 赤ちゃんの人形に布団を掛けたり優しく抱っこしたりする姿は小さなパパやママのようです。自分が病院に行ったときのことや、お家でママにしてもらっていることをよく覚えていて、再現しているのですね。

 

 早いもので、ストック組での生活はあと2か月半です。進級してから過ごすオリーブ組(2歳児クラス)の保育室に徐々に慣れていけるよう、夕方の時間帯などに遊びに行っています。見慣れない玩具や絵本に目を輝かせ、今では「オリーブ組さん、行く!」と楽しみにしています。
 電車がたくさん載っている本を開き、知っている電車を指差して「〇〇線あった」と盛り上がっています。


 歩行も安定してきて、近くの公園や園周辺の探索では、バギーを使わずにお友だちと手を繋いで散歩を楽しんでいます。最近のお気に入りスポットは、長い階段の上り下りと、工事現場の見学です。


 いろいろなことができるようになり、子どもたちの成長を感じる場面が増えています。できるようになることが目的ではありませんが、自分たちが大きくなったことを感じ、“自分でできた”という喜びや達成感を味わえるよう関わりながら、自己肯定感を育んでいきたいと思います。