鬼は外!福は内!

 今年も節分の季節がやってきました!



 昨年できなかった節分の会を、感染対策を意識しながら行いました。
オリーブ組からクローバー組までが参加し、節分のペープサートを見たり「鬼のパンツ」や「豆まき」を歌ったりしています。


 さぁ!どきどきわくわくの豆まきです。陽だまりの丘では、毎年かわいいクローバー組の鬼が各クラスに登場していて、鬼たちは気合十分!!

 乳児クラスの友だちも、手作りのお面や枡を手に鬼を迎え打つ準備は万端です。


 フリージア組は、やって来た鬼を見て「なんだこれは!?」と、じっと見つめていましたが、保育士の真似をして、手作りの新聞紙豆を投げて楽しみます。


 ストック組は、福豆に見立てたボールを手に持ち鬼を待ち受けます。お面の絵柄に驚いて泣き出す子もいましたが、優しい鬼たちにだんだんと慣れ、ポンとボールを投げていました。

 オリーブ組と幼児クラスは支援室で豆まきを行いました。勢いのある鬼に驚きつつも、「ん!?見たことある鬼だ!」と気持ちもほぐれだし、大きな声で「鬼はー外!福はー内!」と、力いっぱい豆をまいています。


 最後は、大役を終えたクローバー組が豆をまく番です。保育士によるスペシャルな鬼の登場に怖がり逃げる子もいましたが「〇〇先生なんでしょ!?」と、お面で顔が分からないなりに、自分を安心させようとする姿が可愛らしかったです。

 今年の陽だまりの丘、幼児クラスの福豆は、職員が一粒一粒テープで包んだ豆を使用しました。誤飲や事故に配慮し、少しでも本物に触れる感覚で経験してほしいという願いが込められています。豆まきの歌にもあるように、パラパラという豆まきならではの音を聴くことができました。

 毎年節分は、怖いものがいることを知る機会となっています。また、食いしん坊鬼やわがまま鬼など、見えないものを鬼に例え、心の中から追い出してもいます。行事の意味を大人がはき違えずしっかりと理解した上で、日本の伝統行事を伝えられるようにしていきたいと思います。