実践記録

 かぜグループではこの1年、科学遊びを通して科学の面白さを体感してきました。
 色水実験で使ったことがあるバタフライピーのお茶に、砂糖を混ぜて熱すると、琥珀糖ができることを知った子どもたち。『食べたーい!』と、早速、クッキングを計画しています。

 酸性のレモン汁を加えると青と紫のマーブル模様になることは知っていますが、勢いよく混ぜるとマーブル模様にならず、力の加減が大切だと気付きます。『優しく混ぜないと、全部紫になっちゃうから』と、慎重に混ぜ合わせていました。その後、時間をおくと琥珀糖の完成です。

 作った琥珀糖はとても甘く、自然と笑みがこぼれます。その後、余った琥珀糖を更に乾燥させ、固さや色の変化を観察することになりました。毎日のお集まりで観察することで、乾燥させると水分が抜けて固くなることや、混ぜ合わせた砂糖が表面に浮き出で宝石のように光るなどの変化にも気づいたようです。

 クッキングの際に使ったバタフライピーの余りを活用し、油を混ぜ合わせオーシャンボトルを作りました。水と油が混ざらないことに、『どうして~?』と、またまた好奇心がくすぐられているようです。

 その後も、自分たちでも雪の結晶を作ってみたいと図鑑で調べるなど実験は続き、材料を揃え、台紙のろ紙に溶かした尿素の水溶液を掛けて一日置いて、雪のような綺麗な結晶づくりを成功させていました。

 これまで、様々な実験を行う中で、時に予想と違う結果や理想に近づけないこともありました。保育士や仲間と案を出し合ったり繰り返し試したりするなど、試行錯誤することで思考力や探求心が育まれています。こうした経験で培ったものが、自らの力で豊かな未来を作り出していくことに繋がっていくのだと感じました。
 これからも、一人ひとりの好奇心に働きかけ、夢中で探求できるような環境や素材を用意していきたいと思います。