新しい仲間と共に

アイビー組を迎え、新しいひかりグループがスタートしました。毎日刺激たっぷり、ワクワクドキドキの気持ちでいっぱいなアイビー組、年下の友だちのお世話や保育士の手伝いを進んで行うチューリップ組、最年長になり張り切って身の回りのことに目を向けるクローバ組の子どもたちです。

みんなで遊ぶ機会を通して楽しさを共有し、仲を深められるようにという願いを込めて、みんなが大好きな集団遊びを行なっています。
“フルーツバスケット”では、指示役がアイビー組の友だちになると、そっと席を立って隣に行き、不安にならないよう手を握りながら一緒に声を出してくれます。


コロコロドッチボールでも、アイビー組の友だちと手を繋いで逃げ、外野のお兄さんお姉さんはゆっくりボールを投げたり、当たってしまっても「大丈夫だよ!」と優しくフォローしてくれたりしています。


掃除の場面でも、「こうやってゴミを取るんだよ」と手本を示しながら年下の友だちに箒の扱い方を教えています。


保育士が何も言わなくても、年下の友だちを気に掛け、困っているときには率先して声を掛けて助けようとしたり、どのように話したら伝わるか考えたりする姿が見られます。相手を思いやる優しい姿をたくさん誉めて、心が通い合う温かな関係を築けるようにしたいと思います。

また、綺麗な草花に触れ、春の自然に親しむ姿も見られています。
ある日は、園庭の草を千切ると、中からドロッとした液体が出てきてびっくり。「納豆と糊とナメクジが入ってるからじゃない?」と面白い予測を立てる声が聴こえてきました。

園庭にどんな花が咲いているのかスタンプラリーを通して知り、花への興味が広がっています。


「自分たちで(自由に採れる)花を植えたら良いんじゃない?」「花を使ってイヤリングやネックレスを作りたい!」といった声も出ています。これから子どもたちとイメージを膨らませながら、興味を形にする楽しさ、面白さを一緒に味わえることにワクワクしています。

個性が光る子どもたちが、互いの良さを認め合い、笑顔溢れる一年間を過ごせるようにしていきたいと思います。