夏の野菜を使って…

6月に植えた"ひまわり”が小さいながらも可愛い花を咲かせ、喜んで観察しているひかりグループの子どもたちです。

ヒマワリ、蝉の鳴き声と夏を感じる中、今の季節にちなんで子どもたちの興味を引いたものがもう一つ、それは“コーン茶”です。
春に、コーン茶の作り方を調べて紹介してくれた子がいたのですが、とうもろこしが出回る頃になったら、皆で作ろうと話していました。また、以前5種のお茶を飲み比べた際、一番人気だったのが“コーン茶”。作ってみたい!と興味が湧きます。

今回は、とうもろこしの実は使わず、ヒゲのみを使いました。いつもは捨てられてしまうヒゲが本当にお茶になるの?と半信半疑のままクッキングスタート。

とうもろこしの皮を剥き、輪ゴムで留めた茶色い上部を引っ張ると、綺麗にヒゲだけが取れました。


フライパンで炒ると、徐々に香ばしい匂いが広がります。「パンの匂い」「ポテトの匂い」と感じたことを口々に言葉にして伝え合っていました。

こんがりきつね色になるまで炒った後は、水に入れて煮出します。茶色に変化する様子を見ると「お茶になってる!」と驚きの声が聴かれました。

ザルに空けてヒゲを除いたら、コーン茶の完成!みんなで「いただきます」の挨拶をすると、少しずつ口に含み、じっくりと味を確かめていました。感想は…「麦茶が一番」という声も聴かれましたが「美味しい!」と言う子がとても多く、おかわりを求めて長い列ができる程、やはりコーン茶は大人気でした。

今回使ったヒゲは栄養があるらしい、コーン茶は韓国の人がよく飲んでいる、という情報も得ました。「とうもろこしは甘くて食べると元気になるから皆好きなんじゃない?」などと理由を考えています。どのような栄養があるのか、お茶の効能についても子どもたちと一緒に調べていきたいと思います。