蝶々のパパ、ママに!

 オリーブ組(2歳児クラス)保育室には、青虫マンションがあります。これまでクラスで何匹かの青虫を飼い、青虫からサナギ、そして蝶へと羽化する様子を観察してきましたが、より興味を持ってもらうには…?と考え、一人ひとり別の容器を用意して、興味を持った子が一匹ずつ飼うことにしてみたのです。


 登園すると自分の青虫を見に行き、「大きくなった」「うんちいっぱいしてる」「葉っぱがなくなっちゃったから、入れなきゃ」とお世話をしようと張り切っています。サナギになると二週間ほど変化が無いのですが、「今、ねんねしてる」「もうすぐ蝶々になるね」と、見守っています。

自分でティッシュを用意して、フンの掃除をするところです。


 自分の蝶々が羽化すると喜びもひとしお。「蝶々になったよ」と喜ぶと、しばらく愛おしそうに眺めています。逃がすことになると、飛んでいく様子を「バイバーイ!」と、いつまでも手を振って見送っていました。



 

その他にも、中野区のイベント「花と緑の祭典」で購入した、オス、メス2匹のカブトムシや…


園庭に出没したカエル、



秋の訪れを感じる頃、公園で赤とんぼなど、

 
 生き物へ対する距離感は、子どもにより、様々です。興味や感性を大事にしつつ、飼育した経験から、愛着や命の大切さを感じられるように丁寧に寄り添い、関わっていきたいと思います。