お目当てのピタゴラ装置

気持ちの良い秋晴れの中、ひかりグループの子どもたちは電車に乗って遠足に行ってきました。

お目当ては、“巨大なピタゴラ装置”が展示されている、科学技術館のメカコーナーです。
毎日のように装置作りをし、壊れても繰り返し工夫を凝らす姿から、こちらの技術館が候補に挙がり、子どもたちと話し合ってここに行くことが決まりました。

ハンドルを回して滑車を動かしたり、ロープを引っ張ったりしながら、ボーリングの球よりも大きな鉄球を、“人力”で動かす大きな装置を前に、子どもたちの目が輝きます。


「もうひと踏ん張りだ!」「頑張って回すぞ!」と全身を使いながら友だちと声を掛け合い、鉄球が転がる度「やったー!」と喜びを分かち合う姿が印象的でした。


また、虹色に包まれる、大きなシャボン玉コーナーも楽しみにしていたことの一つ。
膜に息を吹くと、奇妙な動きをする様子が面白く、何度もレバーを持ち上げてシャボン玉の中に入っていました。


しばらく遊ぶと、「お腹空いた~早くお弁当食べたいよ」ということで、近くの公園に移動し、青空の下でお昼ご飯です。
お父さんお母さんの愛情が詰まったお弁当に食欲も進み、友だち同士嬉しそうに見せ合いっこをしながら食べていました。


翌日は、写真を見返しながら楽しかったこと、嬉しかったことを皆で発表しています。そして、巨大ピタゴラ装置で遊んだ経験からヒントをもらい、早速、段ボールや積み木を使ってボールを転がす装置を作っていました。

子どもたちと一緒に考え、試し、たくさん失敗も重ねながら、これからも装置作りを楽しんでいきたいと思います。