リサイクルって何だろう?

ペットボトルのキャップ集めに夢中なひかりグループの子どもたち。
室内の廃材コーナーにキャップが補充される度、すぐに自分の分を確保してコレクションにする姿が見られていました。

いろいろな色のキャップがあることにも注目し、ケース毎に色分けしたことをきっかけに、家でも数少ない紫や緑などのキャップをお店で見つけ、保育園で紹介する様子も見受けられるようになりました。

ある日のお集まりでは、“キャップを集めている場所がある”と、多くの目撃情報が入ります。それも、保育園のすぐそば、杖屋さんの前、スーパーの中、工事現場の近くなどなど、一カ所ではなさそうです。
後日、子どもたちからの情報を頼りに、みんなで散歩に行き、キャップの回収ボックス巡りをすることになりました。

場所を知っている子が先頭に立って張り切って道案内をし、『あそこだよー!』と回収ボックスの場所を知らせます。『自動販売機の隣にはキャップを捨てるところがあるかもしれない』と新たな回収ボックスを見つけるべく目を光らせる姿も見られました。

中には、この前はあったのに、無くなってる!といった場所もありましたが、2か所のボックスをみんなで確認することができました。

ボックスには、回収したキャップが“ワクチン”に生まれ変わり、世界中の子どもたちを助けることができる、と書かれていて、キャップ集めが人の役に立つことを知る機会になりました。

ペットボトルキャップについているプラマ―クにも興味を広げています。プラの中でも、数字が書かれたマークがあることを知り、園庭の大型遊具や室内の玩具など、あらゆるところで新たな数字を発見し、宝探しのような感覚で楽しむ姿が見られます。

これから他にどのようなリサイクル品があるのか一緒に調べ、実際に過程を体験できるような活動を考えていきたいと思います。