色と光の魅力に誘われ…

 
 子どもたちがワクワクした表情で作っているのは、色水です。
ペットボトルに絵の具や食紅を入れ、一瞬にして透明な水が鮮やかに発色する
光景に感動の声が上がります。
 天気の良い日には、窓から差し込む光に色水をかざし、明るく見える現象を楽しんでいましたが・・・



『あれ、絵の具で作った色水は色が映っていないね』
「本当だ!食紅で作った方が綺麗だね」
『絵の具を入れすぎたんじゃないの?』
色水を作った材料や分量によって、光の透過に違いがあるのではないかという疑問が
生まれました。
早速、子どもたち自身でペットボトルを家庭から調達し、明暗・濃淡の異なる
色水を作っては、太陽光に当てて光の入り具合をよく観察して楽しんでいます。



 他にも、花紙やカラーセロファンなど、色や光遊びに活用できそうな素材を保育室に
用意し、子どもたちの主体的な遊びに繋がる工夫を行なっています。
科学的な反応に好奇心を持ち、どのように遊びが展開されていくのか楽しみですね。