自然に触れて…

 進級してから1か月半、新しい担任にもすっかり慣れ、安心して「抱っこ!」を求めたり膝の上に乗って一緒に絵本を読んだりと、信頼関係を築いているストック組(1歳児クラス)の子どもたちです。

 昨年度から好きだった段ボールマンションが、今年度も登場です。一人ひとりが自分の好きな部屋に入り、落ち着く空間となっているようです。扉を閉めて「ばあ!」と飛び出したり、お友だちの名前を呼んで中と外で顔を見合わせて笑ったりと大活躍中です。


 パーソナルスペースも大事にし、一人ずつ入るのに丁度良いサイズの段ボールの箱も用意しています。電車、バス、家…、いろいろなものに見立て、イメージも広がります。

  
 SDGsを考え、新聞紙や段ボールなど身近な素材を積極的に利用しています。身近なものを使って遊ぶことで、大きくなるにつれ、身の回りのものを有効的に使う子にも育ってほしいという願いも込めています。

 また、いろいろな自然に触れられるような環境を作りました。クラスで飼い始めたザリガニを見て「ジャニガジ!」と、水槽を覗き込んで動く様子を楽しんでいます。



 アゲハの幼虫が動く様子も、じっくり観ています。


 野菜を食べる意欲に繋がるようにと、時間の経過と共に葉が出てくる様子を観察してみることにしました。摘まんで匂いを嗅ぐ姿もあるので、リサイクル栽培に挑戦してみたいと思っています。ご家庭でもいかがですか。
 

 小さなつぶやきに寄り添いながら保育士が安全基地となり、自ら探索に向かっていけるように見守っていきたいと思います。