弾め!スーパーボール

塩を使ってスーパーボールを作り、お楽しみ会で発表したもりグループの子どもたちですが、スーパーボールを”もっとよく弾むように作りたい!”と声が上がり数名の友だちが集まりました。


スーパーボールの作り方を覚えた友だちが、材料を入れる順番やスプーンで塩を擦切る方法を伝えるなど、今までの経験から得た知識を交えながら進めています。

塩と水が入った容器をスプーンを使って混ぜ合わせ塩を溶かしますが、下に沈んで上手く溶けないようです。そこで蓋の付いたペットボトルを使ってみようとアイディアが挙がりました。ペットボトルに水を入れ、蓋を閉めて勢いよく振り、水と塩が混ざり合う様子を楽しみます。

洗濯糊と絵の具を追加し数分間混ぜ続けると、カップの底にスライム形状のとろーりとした塊が割り箸にくっついてきました。『どろどろしている』と感触を楽しんだり、『おばけみたいだね』と形からイメージしたりする言葉が聞こえてきます。


スーパーボールにひびが入って割れることもあるため、力加減の調整に苦戦中。水分を拭き取りながら手で丸め形を整えていくと…出来上がり!


豆粒ぐらいの大きさから、ピンポン玉までいろいろな大きさや形のスーパーボール。『高い所から落としたらいいかな?』『小さい方が跳ねるのかな?』と様々な形や大きさを選んで試し、弾むスーパーボールの探求に夢中になっています。繰り返し試す中で、「大きいボールは重くて弾まない」「少し乾かして弾力がある小さいボールの方がよく跳ねるね」と、自らの気づきを発表していました。これからも上手く弾むスーパーボールを目指し、材料の調整をしたり丸め方を工夫したりする中で、新しい発見や閃きの面白さをたくさん味わっていきたいと思います。