収穫して食べる喜び

 暖かな初春の陽ざしを感じ、寝転がって気持ち良さそうに日向ぼっこをする0歳児フリージア組の子どもたちです。

 球根を植え、日々掌で優しく撫でていたチューリップがついに花を開くと『咲いた~咲いた~♪』と歌を歌って喜んだり、梅や桃の花、パンジーにも興味を示し、鼻を近づけて香りを嗅いだりする姿も見られています。

 そして、秋に植えた人参も、子どもたちと親しみを持って生長を見守ってきました。人参は土の中で育つことを実体験の中で知ってほしい、自分たちで育てた人参を子どもたちに美味しく食べてほしいという思いから、先日子どもたちと一緒に収穫をしました。

 「すっぽーん!」と何度も声を掛けながら、力を込めて抜いていきます。綺麗なオレンジ色の人参が土の中から姿を現すと、「おー!」と目を丸くして自然と笑みが零れ、感激して拍手をしている子もいました。

 たくさん採れた人参を給食室に持って行き、‟美味しく料理をしてね”という思いを込めて手渡します。


 そして、次の日の給食に、茹でた人参と葉を添えて出してもらいました。人参を見るなり収穫したことを思い出し「すっぽーんしたね」と言葉を交わしています。みんなで育てた人参は甘く、おかわりをする子どももいる程、美味しかったようです。

 生長過程を知り、収穫する楽しさやみんなで食べる喜びを存分に味わうことができました。新しいクラスに進級してからも、五感を刺激するような本物に触れる経験やワクワクする気持ちを大切にしていきたいと思います。