職員チーム力アップ研修&BCP研修

 毎年恒例職員のチーム力アップ研修とBCP研修を行いました。

 チーム力アップ研修とは、保育に大切な職員の連携を意識できるよう、毎年新年度初めに行なっている研修の1つです。いくつかの課題をクリアしていく中で、お互いを知りながら活きた連携が取れるよう進めていきます。
 <チーム内で共通点を探す>など会話の中から探っていくものや<ヘリウムリング>というチーム全員が人差し指でフープを支え、決して指を離さずに床に下ろすスピードを競う、息を合わせて進めるゲームなど。




 そして大事なのはその後の振り返り。成功の秘訣を発表し合い、チーム力に繋がるヒントや自分たちとは違う考え方に触れて柔軟に取り入れるなど、実践に繋がる話し合を進められました。

 今年度もクラスでチーム力を高めるのはもちろん、園全体でも連携を取り、協力しながら大事なお子さんの成長を支えていきたいと思います。保護者の方々も陽だまりのチームの一員です。お子さんの嬉しいことも困ったこともたくさん共有して、一緒に成長を見守っていきましょう。


 
 次に「BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)」です。保育園では大規模自然災害や感染症の流行などといった開園の継続が難しいリスクが発生した場合に、素早い復旧を実現する方法について定めた計画のことを指します。もちろん陽だまりの丘保育園でも計画を立てており、毎年見直しをしています。

 今回は、購入した大型の非常用のポータブル電源の使い方、ソーラーパネルの設置の仕方を学びました。非常食用のお湯を沸かすためのポットや、携帯電話のための電源が確保されます。万が一、電気やガスが止まっても、非常食の用意ができますのでご安心ください。他にも、水道が止まった場合に備えて、非常用の簡易トイレも1000回分用意しています。大きな災害が起こらないことを願いますが、“備えあれば憂いなし”、必要な準備を整えておくことの大切さを改めて感じました。


 自園では様々な角度から研修を取り入れています。保育の質を高めるとは、毎日の生活の質や育ちの保障を良くしていくこと、これからも現状に甘んじず、学びを深めていきたいと思っています。