陽だまりの丘保育園

　今年度のオリーブ組は、３名の新入園児のお友だちが加わりスタートしています。２か月が経ち、保育士やお友だちと好きな遊びを見つけて一緒に遊ぶ中、進級当初とはまた違った柔らかな笑顔が見られ、担任たちも一安心です。

　ストック組のときから、昨年度のオリーブ組で展開しているお店屋さんごっこに興味津々だったこともあり、ピザやドーナッツなど、駅前にありそうなお店を選び、制作をすることにしました。



　自分たちで作った物で遊べるよう、お店屋さんの衣装も一緒に保育室に出してみました。すると、自然と役割に分かれて遊び出し、『いらっしゃいませ～』『美味しいね～』など、店員さんとお客さんに成り切る姿が見られます。




　実際にお店を見て、更に遊びが深まらないかと思っていたとき、『ドーナッツ、お店で買ったことあるよ！』という会話が聴こえてきます。タイミングを逃さず、お店を見に行くことを提案してみると、『行きたい！』と返事が返って来て、実際に出掛けとになりました。



お部屋に出してある店員のユニフォームを身に着けて行きたいと、ワクワクが止まらない様子で、自分たちのお店のメニュー表を持参するほどです。店舗前のメニュー表から好みのものを選んで楽しむなど、保育士やお友だちとの会話も盛り上がっていました。


　お店に行ったことで、自分たちの遊びが“実際と同じ”であることを再認識し、リアリティーを感じたようです。体験を保障し、本物からしか得られない満足感を味わい楽しめるように、お店屋さんごっこを進めていきたいと思います。