念願のバジルピザ!

 もりグループでは、いろいろな香りへの興味が続いています。ティーバッグの匂いを嗅いで「この匂いが好き!」「私はこっちが良い」と好みを伝え合っていたので、お湯を入れてお茶の香りを試してみることにしました。

 ダージリンティー、アールグレイティー、緑茶など、ガラスのカップにティーバッグを入れてお湯を注ぐと…、綺麗に透き通った赤や黄緑色のお茶ができ、「わー綺麗♪」と歓声が上がります。それぞれの香りを確かめて、好みのお茶を選んでいます。
 最初のティーバッグは保育士が用意しましたが、お家から何種類かのティーバッグを持ってきてくれた子もいて、いちごの香りのお茶は「甘い匂いがする」と大人気でした。麦茶は焦げた匂い、ほうじ茶はわかめの匂い、という言葉で香りを表現する子どもたちの感性が素敵です。

 また、バタフライピーのお茶を持ってきてくれた子もいて、給食室からレモン汁をもらうと、バタフライピーの青緑色のお茶にレモン汁を数滴…? ⇒一瞬にして紫色に変わり「やったー、変わった!」と大喜びなのでした。


 そして、身近にある“良い匂いの葉っぱ探し”を通して「バジルのピザを皆で食べたい!」という願いが生まれたことから始まったバジル栽培。皆が一生懸命水やりをしたおかげで、葉っぱがたくさん育ちました。
 待ちに待ったバジルピザクッキングに向けて、近くのお店での買い物です。ピザで使用するバジルの葉は、丁寧に摘んでボウル一杯分も収穫でき、部屋中バジルの香りで満たされました。
 


~バジルピザの作り方~

①餃子の皮に、ピザソースかケチャップかを選び(ミックスが人気です)スプーンで広げてから、バジルの葉ととろけるチーズを好きなだけトッピングします。結構山盛りです。
 

②ホットプレートに並べ、蓋をして焼きます。“まだかなぁ~、早く食べたいな…”


③チーズが溶けてグツグツしたら完成。熱々なので、少し冷まして「いただきまーす」
 「焼いたら匂いがあんまりしなくなった」「チーズがびよーんって伸びた」「もっと食べたー」などなど…、いろいろな感想が出て、美味しくて思わず笑顔になる味です。
 

 日常の中での小さな気づきや疑問などを丁寧に拾い、子どもたちの“なんでかな”“やってみたい”を一緒に楽しんできたいと思います。ご家庭のご協力もありがとうございます。子どもたちの興味を、一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。