仲間と共に

 秋の遠足の季節になりました。匂いに興味があるもりグループでは、“香りの体験ができる場所”を探し、保護者の方にも協力していただきました。他のグループの方からもいろいろな情報をいただき、とても参考になりました。お忙しい中、ありがとうございます。
 子どもたちと一緒に行き先を相談し、いろいろな意見が出た中で、行き方、往復の時間なども調べて話し合い、行き先を決めています。年上の友だちが発表する姿を見て、3歳児も手を挙げて自分の意見を皆に伝えようとするようになってきて頼もしいです。


皆の顔を見ながら話すサークルタイムにも慣れて、ひだまりんぴっく(運動会)の感想や、遠足でしたいことなど、一緒に考えたり相談したりしています。自分の思いを伝えると共に、相手の話にも耳を傾け、互いに尊重し合えるような話し合いをしていきたいと思っています。



 匂いへの興味は続き、給食で食べたスイカの種からできた小さなスイカの実を切ってみると、早速くんくんと匂いを嗅ぐ姿があります。3㎝ほどの赤ちゃんスイカでも中が赤くなっており、皆の感想は「トマトみたいな匂いがする!」でした。

「トマトみたいな匂い!」


 また、秋の訪れを感じる頃から、アゲハ蝶やオオスカシバの幼虫などいろいろな虫に触れる機会が増え、生き物好きが多いもりグループでは、次々とアゲハ蝶が羽化するのを喜んでいます。蛹になった変化を伝え合ったり、カマキリを見て図鑑を広げ名前を調べたりと、友だちと一緒に驚きや発見を楽しむ姿も増えています。

「何ていう名前のカマキリかな?」「あっこれだ!きっと、オオカマキリだよ」



 仲間と過ごすことを楽しみ、時にはぶつかりながらもお互いの良さを認め合ったり協力したりする姿が増えています。遠足やお楽しみ会…とグループで取り組むことも多いので、子どもたちが自分で考え、相談しながら進めていけるような活動にしたいと思っています。