ホンモノに触れて…

「世界」をテーマに、民族衣装、フラメンコ、旅行会社ごっこ、刀作り、楽器などと、興味のあることをそれぞれ楽しんでいるひかりグループ。興味を楽しむ中で、想像したり調べたりするだけでなく、ホンモノに触れる機会を大切にしています。

先日は、園の近くにあるフラメンコ教室の講師の方に来ていただき、踊りを披露、一緒に踊らせていただきました。(生演奏に生歌も披露していただき、素敵な時間をありがとうございました♪)

初めて見るフリルの衣装、踊りを華やかにするアイテム(扇子、お花、カスタネット)を手に取り、衣装だけを作っていた子どもたちですが、アイテムも作って踊りたいと胸を躍らせていました。

また、アイテムの使い方も教えていただき、カスタネットのゴムは親指につけて鳴らすことなど、直接フラメンコのプロに教えていただかなければ分からないことがたくさんありました。


一方で刀作りでは、アルミホイルを巻いてトンカチで叩く他に、刀鍛冶をイメージして、自分たちで起こした火で実践してみました。マッチから火をつけるのは、コンロで火をつけるよりも時間と手間が掛かること、臭いがすることなど、実体験の中で得られることがたくさんあったようです。

炭火で行なった刀作り。火力が足りなかったのか、イメージの刀鍛冶とは程遠く、黒く焦げてしまい、なかなか思うようにいきませんでした。“イメージと違う”経験も、実体験だからこそ。この体験から考えたことを活かして、今度はアルミ缶を溶かしてみる?などと次のステップに向かっているところです。(東中野の近辺で、刀が作れそうな工場をご存知でしたら、是非保育園にご一報ください!)


他にも、秋の遠足では、実際に民族衣装や楽器に触れることを予定しています。実際に見たり触れたりすることで子どもたちが感じたことを、遊びに繋げられるよう、これからも「ホンモノ」を保育の中で大切にしていきたいと思います。