最強のレンガを目指して!

 皆で入って遊べる大きな家を作ったもりグループです。3匹のこぶたの物語をきっかけに「レンガの家は強い!」とレンガに興味を持ち始めました。

 家でレンガの作り方を調べてきてくれた友だちから材料を聴き、砂とセメントと水を混ぜ合わせるとモルタルレンガができることが分かりました。まずは、作り方を参考にして、セメント1:砂3:水1で作ってみました。「砂をもっと入れたらどうなるかな?」「水を増やしたら…?」などの案が出て違う割合でも試し、見た目や手触りの違いに気づいています。




 乾かしたレンガを型から出すと「固まってる!」「カチカチだ!」と興奮気味の子どもたちです。何種類かの配合でレンガを作っていくと、ぽろぽろと崩れるものと硬く固まっているものがあることに気づきます。家を作るためには硬くて丈夫なレンガが必要なので、どれが本当に硬いのか調べてみよう、ということになりました。ハンマーで叩いてみると…。

 
「割れちゃったね~」と粉々になってしまうレンガもありましたが、いくら叩いても割れないレンガもあり、砂が多いと、もろくなることが分かりました。


 園庭の砂をふるいにかけて白いサラサラした砂を使ったり、ご近所で工事をしているお兄さんに分けてもらった土を使ったりと、最強レンガを目指していろいろな材料、大きさなどを試している最中です。


 砂を顕微鏡で見るとキラキラと輝く粒がありました。自然の美しさに触れることができ、子どもたちの目も輝いています。砂の違いによって出来上がりが変わるのかどうか、試してみたいと思っています。


 土や焼き物の本を用意すると、「土を焼く」ことにも興味が出て「レンガを焼いてみたい」という思いが湧いてきました。七輪で焼いてみよう、と意気込んで始めましたが一度目は思うように火がつかず、残念! 二度目はDIYが得意な事務の先生のお願いして火をつけてもらい、無事焼くことができました。「色が変わった、白っぽくなったよ!」と大喜びです。


 家作りから始まったレンガへの興味がいろいろな方向へと広がり、保育士も新しい発見に驚き、わくわくドキドキを一緒に味わえることに幸せでを感じています。家を良い香りにしたい、とアロマキャンドルやモイストポプリを作ったり、エレベーターを作ったことからデパート作りに発展したりと、友だちと思いを共有しながら一人ひとりの「やりたい!」に向かっています。子どもたちの思いを大事にしながら、本物を体験できる環境を整えていきたいと思っています。